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転職コラム

ITベンチャーの年収と転職時の交渉

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ITベンチャー年収

ITベンチャーの年収、実際にどのくらいもらえるか知っていますか?

私はITベンチャー企業で採用担当として働いたことがあり、他企業とも交流があったため、様々なベンチャーの年収を知っています。

転職時の参考となるよう、具体的な事例を踏まえながら実情をお話していきます。

ITベンチャーの年収

私の実例

まず、私がITベンチャーで働いたときの実際の年収ですが、708万円となります。

残業が多かった年は年収800万円を超えたこともありました。当時20代半ばにしては多いほうかもしれません。

ただし、以前体験談でもお話したとおり、ベンチャー企業は激務のため残業代が大きくなります。

残業代がもし0円であれば、年収は600万円弱となります。

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有名ベンチャーや零細ベンチャーの年収

ベンチャー企業の年収は、企業規模と社風により大きく異なります。

企業規模ですが、大体の目安として従業員10名未満、10〜100名未満、100名以上に分かれます。

20代後半のエンジニアで、10名以下が年収400万円代、10〜100名未満で450〜500万円、100名以上で500〜600万円が平均的です。

社風も影響します。社長の考え方一つで、金払いのいい会社と、安月給で働かせる会社に分かれます。

有名なベンチャーのうち、上場している会社は平均年収が公開されています。

ある年の年収例は以下のとおりです。

  • メルカリ:502万円(平均年齢30.3歳)
  • サイバーエージェント:703万円(31.9歳)
  • ぐるなび:574万円(同35.8歳)
  • クックパッド:650万円(同32.5歳)

この平均年収ですが、実情と異なることも多いため注意が必要です。

特に従業員の少ない会社は、社長や役員などが高額報酬を得て、平均年収を押し上げることがあるためです。

一社員の年収はもっと低いということもあります。

従業員が少ない、もしくはスタートアップと呼ばれる創業間もない零細ベンチャーでは、年収が200万円代というところもあります。

若手の正社員が、アルバイトとほぼ変わらない給与で働くこともあります。

ITベンチャー企業の年収ですが、有名ベンチャー企業であっても世間一般と比べると低めです。

以下の私のベンチャー体験談でもお話したとおり、激務かつ精神的なプレッシャーに押しつぶされそうになることもあります。お金だけで言えば、給与に見合わない仕事内容です。

それでも、得られるキャリアは非常に大きなものがあり、年収だけでは計れない貴重な経験を積むことができます。

私が年収276万円の下請けPGから、年収1837万円のITコンサルタントまで転職でステップアップできたのは、ひとえにITベンチャーでの経験があればこそです。

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転職時の給与交渉

ITベンチャー転職時ですが、内定が出た後、給与交渉することをお勧めします。

内定が出た後としているのは、内定前に給与の話をすると、嫌がる会社があるためです。

内定が出るまでは、採用可否を決める企業側が有利となります。

しかし内定が出てから入社意思を伝えるまでの間は、応募者の希望が通りやすい期間です。

なぜなら、内定を出すということは採用する人を絞り込んでいるため、万が一内定辞退されると企業側の費用・時間が無駄になるためです。

給与交渉ですが、組織や制度がしっかりしている会社ではあまり効果はありません。

そのような会社は、給与テーブルが決まっていることも多く、断られるか、できても年収50万円アップくらいしかできません。

一方、創業間もない会社や小規模な会社は、制度がしっかりしていない分、社長や役員のさじ加減で給与が変わることもあります。

本当に必要とされる人材であれば、交渉だけで年収100万円以上アップすることも珍しくありません。

私は給与交渉をあまりオススメしないことが多いのですが、ベンチャーの場合は例外的に勧めています。

ベンチャーは給与水準が低めであることと、例えばYahooなどのように、入社時に決めた年収からほとんど昇給しない会社もあるためです。

給与に占める残業代の割合が高いため、残業代を除くと、年収300万円を切る会社も珍しくないのです。

しかし、給与交渉はしたことがなく不安、そもそも交渉事は苦手と思うかもしれません。

私も控え目な性格が災いし、これらの交渉は苦手でした。

もし不安があれば、転職エージェント経由で応募し、エージェントに交渉をお願いするとスムーズに話が進みます。

対個人の交渉は相手にしない会社も、対企業(エージェント)の交渉は柔軟に対応することがあります。

今や中途採用における転職エージェントの力は強く、求人企業も断りにくいのです。

ITベンチャー年収の例外

ITベンチャーの年収は低めとお伝えしましたが、例外的に数千万円の年収を得ることもあります。

創業間もない会社で、取締役などの役員待遇で入社する場合です。

大企業では、一般的に役員は50代以上でなければ就けません。

しかしベンチャーでは、20代後半や30代前半で役員の肩書を持つのは普通です。

私の知り合いの実例では、31歳SEからの転職で年収1500万円、別の27歳PGは年収900万円を得ています。

では彼らは特殊な能力を持っていたかというと、必ずしもそうではないのです。JavaやOracleの開発経験という一般的なスキルです。

前職では、31歳SEは年収650万円、27歳PGは年収400万円だったそうです。

こういった破格の待遇は一般的には出回りにくいのですが、彼らは常日頃から転職エージェント担当者と情報交換を密にしていて、タイミング良く紹介してもらえたのです。

別の例では、以前一緒に仕事をした人で、人と話すのが苦手な20代プログラマーがいました。

プログラミングが大好きでPHPのコーディングしかしないということで、会社で煙たがられる存在でした。

しかしあるベンチャー企業から新製品開発に必要な人材と評価され、年収2000万円を提示されて三顧の礼で迎えられました。

※ちなみに年収2000万円というのは、給与を得ている日本人の0.4%しかいません。全ての人が2000万円を得られるわけではありませんが、ベンチャーには若くして全体の0.4%に入れる可能性があるということです。

またベンチャーには、株式公開時のストックオプションがあります。

ストックオプションとは、事前に安い金額で自社株を購入し、株式公開で高騰したときに売却して利益を得られる仕組みです。

もちろん、株式公開を目指していないベンチャーもいますし、倒産したり株式公開できない会社もいます。

しかし株式上場まで到達すると、ストックオプションにより1億円近く得られることがあります。

ITベンチャーは年収が低めですが、一攫千金を現実的に叶えることができる、そういった夢があるのです。

キャリアとしても貴重な経験を積むことができますので、転職の候補として検討すると、あなたが天職と思えるベンチャーと出会えるかもしれません。

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