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転職コラム

テストエンジニアの激務の実態と上流工程転職

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テストエンジニア激務

テストエンジニアは激務と言われますが、その実態を知っているでしょうか。

そして、要件定義などの上流工程へ転職し、キャリアアップしていくことは可能でしょうか。

私が関わってきたテストエンジニアの実例も踏まえてお話していきます。

テストエンジニアの激務の実態

テストエンジニアとは、テスト計画の作成、単体テストや結合テストなどを専門に行い、システム品質を向上していくエンジニアです。

通常は、SEやPGがテスト工程も実施します。しかし大手のシステム会社などでは、テスト設計や実施を専門に行うエンジニアを一定数確保することで、各プロジェクトの品質を安定化しようとします。

残念ながらテストエンジニアの地位はまだ低く、かつスケジュールのしわ寄せが集中するため、激務になりやすい職種です。

要件定義や開発の遅れにより、当初の半分の期間でテストを求められるテストエンジニアもいます。

またコーディング品質が悪く不具合が多発すると、何度もテストやり直しになります。

結果として、深夜残業、休日出勤が常態化している人もいます。

本来のテストエンジニアは、プロジェクト全体に関わり、早い段階からテスト設計を行うことで品質を向上させていきます。

しかし実態は、「テスト作業者」として黙々とテスト実施、という役割しか与えられないこともあるのです。

1ヶ月の残業時間が80時間、100時間に達するテストエンジニアも一定数存在します。

複数案件を掛け持ちすることが多いため、1つの案件が落ち着くころには別案件が炎上しているなど、激務に次ぐ激務となりやすい職種です。

そんなテストエンジニアですが、近年2つのことで注目されています。

1つはテスト専門会社の業績拡大、もう一つはRPA(ロボットによるWeb等自動操作)です。

テスト専門会社

近年、いくつかのテスト専門会社が業績拡大しています。

SIerなどで高単価のテストエンジニアを抱えるより、テスト専門会社の低単価エンジニアに担当してもらうほうがコスト削減になります。

そのためSIerなどの大手企業中心に、テスト工程の多くを依頼するようになっているのです。

テスト専門会社は、主婦や学生などを低コストで採用し、在宅でテストしてもらう手法を主に取ります。Web系のシステムであればリモートでもテストできます。

彼らの強みは、主婦や学生なども含めたテストエンジニアが日本人であるということです。

中国や東南アジアなどでテストしてもらうのも低コストですが、やはり言葉の壁などにより、意思疎通がうまくいかない・日本人が望む水準までテストされない、といった課題があります。

しかし日本人であれば、事細かく説明しなくとも画面を見ただけで概要を理解してくれる、丁寧に細かくテストしてくれる、といったメリットがあるのです。

本来、日本人は単価が高いのですが、主婦や学生などを採用することで、SIerなどのテストエンジニアと比べ半額近い低単価を実現しています。

メモ


正確には、テスト実施する主婦や学生をまとめたり、テスト設計を行うSE費用が別途必要です。

テスト設計を行うSEは、上流工程SEと同じくらいの単価(人月80〜120万円)となります。

そして雇われる側の主婦や学生に加えて、副業をしたい社会人にも門戸が開かれており、アルバイト感覚でテストエンジニアをする人が増えています。

依頼も増え、それをこなすためのテストエンジニアも確保できるようになったことで、テスト専門会社は大きく拡大しています。

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)

テストエンジニアが注目されるもう一つの理由は、ロボットがWeb画面等を自動操作する技術「RPA」です。

RPAによりテスト工程も自動化され、テストエンジニアが大幅に不要になると言われています。

しかし、実際にRPA導入を手がけたことがある経験者として思うのは、RPAは魔法の技術ではなく、今後もテストエンジニアは必要ということです。

実はRPAは、一昔前の「自動化ツール」と呼ばれるものと大きな違いはありません。

私はプログラマー時代から、効率化のため各種画面操作を自動化していました。

テストも同じことの繰り返し作業が多く、たしかに自動化することで作業時間は大幅に短縮できました。

しかし画面レイアウトや仕様変更によりメンテナンスが必要、自動化シナリオ(どのような手順で動かすか)を人間が考える必要がある、万が一誤作動すると被害が大きい(一度動作が誤ると押してはいけないボタンを何度も押すなど)、といったデメリットもあります。

これは「RPA」と呼ばれるようになってからも変わりません。

つまり、同じ動作をひたすら繰り返すだけのテストエンジニアは減っていきますが、テスト設計など頭で考えるテストエンジニアは今後も必要です。

テスト専門会社の拡大、RPAの台頭など注目されるテストエンジニアですが、激務に次ぐ激務、地位の低さなどに嫌気が差し、転職を考える人も多くいます。

激務のテストエンジニア、その転職の実態はどのようになっているでしょうか。

テストエンジニア転職

ここからは、現在テストエンジニアの人、もしくはテストエンジニアへの転職を考えている人、それぞれでお話する内容が変わります。

現在テストエンジニアの人は、テストエンジニアの上流工程への転職を参照してください。

テストエンジニアへの転職を考えている人は、テストエンジニアへの転職を参照してください。

該当しない人、全て読みたい人はこのまま読み進めてください。

テストエンジニアの上流工程への転職【現在テストエンジニアの人向け】

ここからは、現在テストエンジニアの人が転職を目指すことが可能か、お伝えしていきます。

結論として、テストエンジニアの上流工程への転職は困難となりやすいのが実情です。

テスト設計経験がない場合

まずテスト設計経験がない場合、テスト実施という単純作業しかしていないと評価されます。

プログラミング経験もないため、このままでは上流工程転職はうまくいきません。

対策として、ITや業務知識を得るため資格勉強をしている、SEやPGとコミュニケーションを取って積極的に品質改善案を提案しているなど、意欲があることを職務経歴書や面接などでアピールしていきます。

あるいは、サブ担当でもいいので、テスト設計経験ができるよう社内で手を挙げることです。

テスト設計経験があると転職の幅は一気に広がります。

テスト設計経験がある場合

テスト設計の経験者は、比較的、上流工程への転職がしやすくなります。

テスト設計ができるということは、全体を俯瞰しながら設計する力、設計書を作成する力、打合せなどで人とコミュニケーションを取る力があると判断されるためです。

いずれも、上流工程SEに求められることです。

あとは、自身でプログラミングを勉強している、業務知識を身につけるためセミナーに通っているなど、テスト以外の知識を身につけようとする姿勢を見せることが、転職時に重要となります。

テストエンジニアの転職は難しいのが実情です。しかしアピールの仕方次第で、よりよい会社に転職することも可能です。

自力では転職のコツを掴むのが難しいため、転職エージェントのアドバイスを受け、彼らが持っている求人を紹介してもらうこともお勧めします。

転職エージェントもうまく活用しながら、近年注目されるテストエンジニアとしてキャリアを積むことも、別職種に転職してステップアップすることも可能です。

もし現状に満足できなければ、まず動いてみると道が開けてくるかもしれません。

テストエンジニアへの転職【テストエンジニアへの転職を考えている人向け】

もし転職活動でテストエンジニアを考えている、もしくは応募しようとしている場合、注意が必要です。

前述のとおりテストエンジニアは需要が伸び、求人数も増えています。

しかしテストエンジニア求人では、激務の実態については詳しく触れられていません。

また給与も年収600万円などと書かれていますが、一般的に、深夜残業・休日出勤なども含めた金額です。

残業代が上乗せされているだけで、基本給は低いという会社がまだ多い職種となります。

仕事は増えていることと、新しい技術などに携われる可能性はあるため、テストエンジニアにやりがいを感じる人は応募して良いかもしれません。

もしそうでなければ、自身が将来どのような仕事をしたいか冷静に振り返ってみてください。

その答えがテストエンジニアではなく、上流工程SE、SIer、社内SE、ITコンサルタントなどであれば、幅広く職種を紹介してもらえる大手の転職エージェントの活用をおすすめします。

今すぐエージェントに登録したい方はクリック→【リクルートエージェント】

 

ここまでテストエンジニアのお話をしましたが、テストエンジニアに限らず、自分にもっと合った仕事がないか気になると思います。

しかし外の世界を知るため、いきなり転職を検討するのはハードルが高いのも事実です。

そういった方には、今の会社で働きながら他の会社や仕事内容を知ることができ、収入アップにもつながる副業をおすすめしています。

副業で月10万円アップとスキルアップを図る

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私もさまざまな副業をしてきましたが、プログラマーやシステムエンジニアの人は高報酬・高時給で副業ができるため特におすすめしています。

エンジニアの人におすすめするのが、パーソルテクノロジースタッフの派遣です。

派遣というと、金額が安い、フルタイム勤務で常駐というイメージがありますよね?

しかし、エンジニアの派遣は時給2500円クラスが多いことと、最近の副業解禁の流れを受けて、在宅勤務やリモートでの活動、週1日勤務、平日夜のみなど多彩な仕事内容が増えています。

ただ、副業の求人はまだ数が少ないため、できるだけ副業求人の多い会社に登録することがポイントです。

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